世界かんがい施設遺産登録記念碑
2025/07/12
さる令和6年9月3日にオーストラリアで開催された国際かんがい排水委員会の第75回国際執行理事会において、西光寺野疏水路(さいこうじのそすいろ)(市川町、福崎町、姫路市)が、新たに「世界かんがい施設遺産」として認定・登録されました。
西光寺野疏水路(さいこうじのそすいろ)の概要
西光寺野地区は、神崎郡南東部(福崎町)及び姫路市北部に位置し、荒れた台地で農業用水の確保が困難でありましたが、明治以降、先人たちの開墾・ため池の築造・用水路の整備等たゆみない努力により300haを超える広大な水田地帯が誕生しました。
西光寺野疏水路(市川町、福崎町、姫路市)は、総延長約8.8kmに及び、この間に水路トンネル、水路橋、サイホン工等の複雑な工事のほか、併せて非かんがい期に地区内に貯水するため池5箇所の新増築工事が約3年の歳月をかけて行われ、大正4年に完成しました。
現在、疏水路・ため池を活用したウォーキングの開催や開発の歴史が小学校の副読本として活用されるなど、西光寺野台地とその先人たちの100年以上の歴史が地域に脈々と受け継がれています。
(兵庫県ホームページから引用)
これを記念して当社が記念碑を製作させていただきました。
右の台座に記念碑を設置します。
しっかりと上下左右に金具で補強します。
内部は栗石、砕石をいれコンクリートしました。
天板を据え碑を設置します。
碑ははめ込み+ステンレス棒を入れてます。
そして・・・
完成!!!
このような事業に当社が携われるのは光栄です。
西光寺野土地改良区の松岡理事長はじめ役員の皆様の尽力により素晴らしい記念碑が完成しました。
多くの方が見学に来て頂きたいです。
先人の卓越した技術は必見です!